日本ハム10年ぶりのシリーズ制覇!

今年の日本シリーズは第5戦までホームチームがそれぞれ勝利し「内弁慶シリーズの再来」等と言われていましたが、敵地での連敗という嫌な流れをホームで見事に断ち切った日本ハムファイターズが、ホーム3連勝の勢いのままに敵地に乗り込み見事10年ぶりのシリーズ制覇を成し遂げました。

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「神ってる」はハムのために用意された言葉?

セリーグではカープの快進撃を「神ってる」と、連日スポーツの見出しにも活字が踊りました。しかし、シリーズでは1,2戦ともむしろ日ハム側のミスが目立ち、

神がかった攻撃を見せないままなんとなく2連勝。特にシリーズ経験のない若い選手たちは「???」戦闘モードが不完全燃焼のまま肌寒い札幌にやってきたことと思います。

また、札幌ドームはフランチャイズ席が1塁側、そして思いの外多かったカープファン。「敵地で燃えるソ~っ」というスイッチが中々点火しなかったような試合運びでした。

その点、栗山監督は就任5年目、リーグ優勝もシリーズ敗退、最下位、クライマックスシリーズの敗退など、白井・吉井のコーチ陣同様ポストシーズンの戦い方を熟知した采配で、

ホームで落ち着きを取り戻した選手たちを積極的に動かし、第3戦の大谷のサヨナラ、4戦の中田・レアードのホームラン、そして第5戦の西川のサヨナラ満塁ホームラン、

敵のお株を奪う神業の連続でした。

勝負には負けたが経済効果は「広島圧勝」?

確かに、日ハムが北海道・札幌に移転したのは2004年、まだ20年には遠く及ばない歴史で、しかもそれまではジャイアンツ隆盛の時代、プロ野球中継は大半が巨人戦でしたから、

その頃は北海道民ほとんどが巨人ファンと言っても過言ではなく、ヤクルトおばさんの関係や、広島出身の人たちが多く移住した北広島市など、

巨党の影に隠れるようにひっそりと応援していたのが実情です。東映~日ハムの歴史すら知らない道民が、新庄や稲場に引っ張られ、

ヒルマン監督の「シンジラレナ~イ」で3年ほどしてようやく地元に根付いた球団です。

一方1950年、市民球団としてスタートしたカープの歴史や球場の成り立ちそのものの違い、また25年ぶりのセリーグ制覇と日本シリーズ進出を考えると、

地元の熱の入れようは比較にならず、視聴率も経済効果も広島が圧倒したのは事実です。

しかし、わざわざフランチャイズ席に陣取り、周りの迷惑も顧みず大声張り上げてライトスタンドの応援団に呼応するカープの家族がいました。

周りの日ハムファンは眉をひそめながらも誰も面と向かって抗議することなく、ハムの応援に没頭。3代前は大半が本州出身の北海道民らしいおおらかな光景ではありました。

多分立場が変わりヒロシマや甲子園でこれをやっていたら・・・、あまり想像したくはないですね。

その危険性を避けるために、ヒロシマ球場のフランチャイズ席はテレビの画面にも映らないほど隔離されているのでしょうか?

まあ、年月が経ち、野球専用スタジアムを渇望する日ハム球団が道民に定着するボールパーク構想を起ち上げ、現在模索中です。素晴らしい施設・環境が出現することを心から願っております。

その頃には球団が移転して20年位となり、文字通り道民球団として、球場も経済も大いに盛り上がって頂きたいものです。

神業ではない実力勝負への期待

第6戦、栗山監督の胴上げの興奮も冷めやらぬZoom-Zoom_スタジアム広島室内練習場から、鋭い金属音が響いていたということです。元祖「神ってる」男、

カープ鈴木誠也選手が敗戦の悔しさ記憶に焼き付けるかのように黙々とティーバッティングを続ける音でした。

一方、日ハムはビールかけの良いも冷めやらぬ翌日、「チャラチャラしたオフを過ごすなよ」との激が栗山監督の口から飛び出しました。

ガップリ四ツに組んだ、手に汗握る熱い日本シリーズがまた来年、広島と札幌で見ることが期待できそうな、それそれのエピソードではありました。

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